複合機 お役立ちガイド
複合機でA3用紙を自動的にホッチキスできる方法
1. 自動的にホッチキスをしてくれる「フィニッシャー」という機能
業務用の複合機の中には、「フィニッシャー」と呼ばれる機能を持つものがあります。
具体的に言うと、主にコピーや印刷したものを部数単位で複合機がまとめてくれ、その上で「ステープル(ホッチキス留め)」まで自動でしくれる機能のことを言います。
基本的にはオプションという形で追加して利用することができます。
この機能を持つ複合機があれば、印刷した資料を机に並べて、順番通りに重ねていき、そしてホッチキスで留める、という旧来の人力に頼ったやり方をしなくても良くなるわけです。
もちろんこの機能は業務効率とスピードの劇的アップといった効果を生んでくれます。
そうしたフィニッシャーでは、「ステープル」の他に追加機能として、ファイルでの保管に使える穴を開けてくれる「パンチ」や、一般的なカタログやパンフレットなどで用いられる「中とじ」などがあります。特に「中とじ」の場合に重要となるのが、対応していればA3サイズの紙も中綴じという形で自動的にホッチキス留めをしてくれる点です。
ですから、小さいサイズのものから、A3のような大きなものまで様々なサイズ、用途の資料の作成を高効率で実現できるわけです。
2. 二種類あるフィニッシャー
フィニッシャーには、「インナーフィニッシャー」と「サドルフィニッシャー」の二種類があります。
インナーフィニッシャーは、複合機の用紙排出口内に取り付けるタイプのもので、主に低速機から中速機の複合機に搭載できるものです。
この性能を印刷速度で言うと25枚程度までとなるため、印刷スピードは早くない機種やモデルに限られる、と言えるわけです。
導入価格としては数万円程度ですので、より出費を抑えた導入が可能です。ただ、使いすぎてしまうと故障の原因となりますから、印刷する枚数や頻度が多い場合は、「サドルフィニッシャー」という外付けタイプのものを勧めます。
そのサドルフィニッシャーは中速機から高速機以上(印刷速度が25枚以上)の印刷スピードが早い機種などに適用される、ハイパワータイプです。
インナーフィニッシャーとは異なり、印刷枚数や頻度が多くても故障することなく印刷できますから、よりフィニッシャー機能を多用する企業や職場での使用に適しているのです。機能や拡張性が高い一方で、それにより導入にかかる費用は数十万円とだいぶ多くなります。
3. まとめ
フィニッシャーはこのように有用に利用すれば非常に便利な機能なのですが、企業や職場のニーズに合ったものを選択することが重要です。
A3サイズのホチキス留めをしたいのでしたら、A3まで対応している複合機を選ぶ必要がありますし、二種類あるフィニッシャーでどちらがより適しているかも考慮する必要もあります。
そうした、各々で違うニーズ、必要とする機能や性能をよくよく見比べてから導入を検討するようにしてください。
特に、購入してから「A3の紙に対応してないじゃないか」なんてことになると、取り返しのつかないことになりかねませんので、よくよく確認をしてくださいね。
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